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シトロエン・レーシング代表のシリル・ブレイス氏が死去

シトロエン・レーシング・フォーミュラEチームの代表を務めるシリル・ブレイス氏が逝去した。

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シトロエン・レーシング代表のシリル・ブレイス氏が死去

 シトロエン・レーシング・フォーミュラEチームの代表を務めるシリル・ブレイス氏が逝去した。

 20日、シトロエン・レーシング・フォーミュラEチームの運営元であるモナコ・スポーツ・グループ(MSG)、シトロエン、ステランティス・モータースポーツ、FIA、フォーミュラEの連名で、ブレイス氏の43歳という若さでの逝去が知らされた。
 チームは、遺族のプライバシーと意向を尊重し、これ以上の情報は公表しないとしている。


「私たちは皆、シリルを失ったことに深い悲しみに暮れています。チームの多くが、何年にもわたり彼を知り、共に働いてきました。私たちの想いは、彼のご家族、ご友人、そしてパドック中の同僚たちと共にあります。シリルはこのチームを強く信じていました。私たちはご家族の意向を尊重し、彼が私たち全員に与えてくれた正確な献身と情熱を持ち彼のためにレースを続けることで、彼に敬意を表します」
─ベス・パレッタ氏(シトロエン・レーシング マネジングダイレクター)

「同僚であり友人でもあったシリルの逝去に私たちは心を痛めており、ご家族、愛する方々、そして彼を知るすべての人々に心からの想いと哀悼の意を表します。シリルの逝去は、彼のご家族、MSG、シトロエン・レーシング、そしてフォーミュラE全体にとって大きな損失です。私たちは非凡な同僚を失い、そして多くの人が友人と呼ばせてくれたことを誇りに思う人物を失いました。フォーミュラEのパドック全体が、この信じられないほど困難な時期を互いに支え合っています。スポーツへの彼の計り知れない貢献を称えるため、シトロエン・レーシング・フォーミュラEチームとフォーミュラEコミュニティは、今週末の東京E-Prixにおいて、シリルの思い出と素晴らしい遺産に敬意を表します」
—ジェフ・ドッズ氏(フォーミュラE CEO)


 ブレイス氏は2007年、マノー・レーシングでF3のエンジニアとしてキャリアをスタート。2019年2月にマヒンドラ・レーシングに加入してフォーミュラEの世界へと足を踏み入れた。その後、2021年11月にマセラティ・MSG・レーシングへ移籍すると、2022/23シーズンには「エンジニア・オブ・ザ・イヤー」を受賞。2023/24シーズンにチーフエンジニアに昇進すると、副代表を経て2024年9月にチーム代表に就任。今シーズン(2025/26シーズン)は、シトロエン・レーシングへのブランド刷新を率いた。

 同氏はエンジニアとしての豊富な経験を通じ、チームの連携とパフォーマンス向上に注力してきた。今季は新生シトロエン・レーシングを率いてチーム初優勝やポールポジション獲得を成し遂げた。同氏が指揮を執った最後のレースとなった第13戦上海E-Prixでは、ジャン=エリック・ベルニュと共に2位表彰台を獲得し、難しいコンディションのなかでの高い競争力を示した。


シリル・ブレイス氏に、心より哀悼の意を表します。

(文=矢野 巧)

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