
16日、モナコ市街地コースで開催されたABB FIA フォーミュラE第9戦。マヒンドラ・レーシングのニック・デ・フリースが自身にとって2022年ベルリンE-Prix以来、フォーミュラE復帰後初となる優勝を飾った。

予選では、チームメイトのエドアルド・モルタラがメカニカルトラブルに見舞われ走行のできない中、デ・フリースはグループBを2番手タイムで通過しデュエルへと進出。
デュエル準々決勝ではアントニオ・フェリックス・ダ・コスタに1秒以上の差をつけると、準決勝ではミッチ・エバンスを0.25秒差で破った。ポールポジションをかけた決勝では、ダン・ティクタムと僅差のラップだったが、最終セクターで遅れをとり予選を2位で終えた。
2番手グリッドからスタートしたデ・フリースは、首位を走行するティクタムの背後を維持し続けた。15周目にピットブーストへ入ると、ティクタムをアンダーカットする形でリーダーに浮上。19周目にはアタックモードを使用し後続とのギャップを広げた。
最終盤のフルコースイエロー終了時も巧みなリスタートで後方との差を守り、自身初のモナコ制覇とともに、マヒンドラにとってGen3時代初の勝利をもたらした。

デ・フリースは、「信じられません。本当に嬉しいです。」と自身が暮らす街でのレースを振り返る。
「モナコは特別な場所であり、僕のホームでもあります。チームと共にこれを成し遂げ、ふさわしい結果を残すことができたのは、ただただ信じられない気持ちです。」
今季、開幕以来トラブルが多く続いており、「技術的トラブルは出し切ったと願いたい」と口にしていたデ・フリース。モナコの地でついに得た好結果に「今シーズンはここまでいくつかの課題があり、自分たちの真のパフォーマンスを完全には示せていませんでしたが、今日はそれがすべて噛み合いました。」と話す。
「これまで厳しい時期を過ごしてきたので、こうして巻き返してチームに最大のポイントをもたらすことができて素晴らしい気分です。これを成し遂げるには完璧な日、そして完璧な場所だったと感じています。友人、家族、そしてチームの全員がここに集まっていたので、この瞬間を彼らと共有できて本当に良かったです。」

フレデリック・バートランド代表は、「これはチームにとって素晴らしい功績です」と語る。表彰台が終わると、マヒンドラが拠点とするインドから「インド国歌を聴くことができて本当に誇りに思う」と多くのメッセージを受け取っていたようだ。
「チームがこの勝利を届けられたこと、そしてインドから数多くのメッセージを受け取ったことを誇りに思います。」
「昨季の終わり、そして今季の初めに私たちの国歌を響かせると約束していましたが、それが実現したことを嬉しく思いますし、近いうちにまた聴けることを願っています。」





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