
オペル・GSE・フォーミュラEチームは7日、フランス・パリで開催されたモーターショーにおいて、ABB FIA フォーミュラE世界選手権 2026/27シーズンのカラーリングを発表した。
ドイツの自動車メーカーであるオペルは、2026/27シーズンからフォーミュラEへの参戦を開始する。ミッチ・エバンスとルーキーのテオ・プルシェールをレギュラードライバーに起用し、同社のファクトリーを構えるリュッセルスハイムで開発されたマシン「GSE 27FE」でGen4時代を迎える。
オペルのマーケティング副代表を務めるレベッカ・ライナーマン氏は、「GSEとは、モータースポーツから生まれ、ロード上で鍛えられ、さらにその先の体験まで含めたパフォーマンスを意味します。あらゆる状況でその精度を感じ取ることができます」と述べた。
GSEは、ドイツが誇るエンジニアリングによる優れたグリップ性を示すGrandやGrip、スポーツ性を示すSportやSpeed、SweatやS字カーブ、そして電気のみならず興奮、高揚、陶酔を意味するExcitement、Exhilaration、Euphoriaに由来する電動モビリティブランドのひとつ。「フォーミュラEへの参戦によって、私たちのパフォーマンスブランドは世界最高峰の電動レース選手権へと足を踏み入れます。それは、Gen4という新たな時代が始まるまさにそのタイミングです。このカラーリングをまとったGSE 27FEは、フォーミュラEに対する私たちの情熱だけでなく、参戦初年度からこのシリーズを形づくっていくという明確な意志も表しています」
オペルは今年4月、フランス南部で開催された「Gen4 Unleashed」に合わせてテスト用リバリーを公開していた。今回パリでアンベールされた新デザインは、テストを通じてチームとともに歩んできたプロトタイプの外観を基礎としながら、フォーミュラEを形づくる要素である「空気の流れ」「エネルギー」「効率」を可視化するというシンプルな考えが込められているとしている。

グローバルブランド・デザインマネージャーであるピエール=オリビエ・ガルシア氏は「最終デザインのオペルGSE 27FEでは、オペルの視点から見たフォーミュラEを表現しました。空気の流れはラインとなり、エネルギーは色となり、効率は精密さとなります。私たちのモータースポーツの伝統がDNAとなり、ドイツのデザインが構造を与え、そしてフォーミュラEがそれを未来へと導きます」と語り、ブラック、シルバー、イエローというオペルの目標を示すカラーを明確にするデザインだとした。この3色は、オペルのモータースポーツにおける象徴的なカラーリングである。
ガルシア氏は「すべてのグラフィック要素には、明確な位置、明確な機能、そしてそこに存在する明確な理由があります」と続け、「それがドイツのデザインです。偶然そこに置かれたものは何もありません。すべてのラインがパフォーマンスの論理に従っています。ドイツの精密さを、光速で描いているのです」と、オペルがフォーミュラE参戦を通じて展開するドイツの高い技術力を示すという点を強調した。

また、「Yellow means go(黄色は進めの合図)」というブランドアイデンティティを示し、「フォーミュラEでは、エネルギーがレースを左右します。そしてオペルにとって、エネルギーには色があります。それがGSEイエローです。大胆でありながら攻撃的ではなく、技術的でありながら複雑ではありません。」とガルシア氏は述べた。
フォーミュラEにおいて17勝を誇るミッチ・エバンスは、このデザインに対し「速そうに見える」と述べた。
「デザインは素晴らしいと思います。コンセプトやテスト用カラーリングをさらに洗練させたものになっていますが、それでも明確にオペルらしさを感じます。追加されたシルバーによって、シャープで洗練された外観になっています。そして何より、速そうに見えます」
ABB FIA フォーミュラE世界選手権2026/27シーズンは、11月16日にスペイン・ハラマで公式テストが開催され、12月18日・19日のサウジアラビア・ジェッダで幕を開ける。
東京e-Prixは最終戦となり、2027年7月24日・25日に東京市街地サーキットで開催される。







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