
マヒンドラ・レーシングは29日、ABB FIA フォーミュラE世界選手権2026/27シーズンにおいて、エドアルド・モルタラとニック・デ・フリースを起用することを発表した。
Gen4時代を迎えるにあたり、過去3シーズンをともに戦ってきたドライバーラインナップを維持する。
モルタラとデ・フリースは2023/24シーズンにマヒンドラ・レーシングへ加入。3シーズン合計で2勝を含む12回の表彰台、6回のポールポジション獲得を記録している。2025/26シーズンはチーム史上最多となる252ポイントを獲得し、チームズランキングでは史上最高位タイとなる3位に輝いた。
マヒンドラは、モルタラをフォーミュラEで最も経験豊富かつ成功を収めてきたドライバーの1人として地位を確立しているとし、その豊富な経験はGen4時代においてもチームにとって貴重な財産となると高く評価した。デ・フリースについても、昨季の2勝はチームが記録的な成功を収める一因となったとしている。
ラインナップ継続の背景には、経験と実証された実績、そして継続性を兼ね備えた体制のもと、これまでの進歩をさらに発展させ上位での争いを目指すと明かした。
チーム代表を務めるフレデリック・バートランド氏は、「私たちの挑戦の第2章を迎えるにあたり、ともに冒険を続けてくれるニック(・デ・フリース)とエドアルド(・モルタラ)に感謝します。過去3シーズンを通じて信頼関係を築き、共通のリファレンスを確立し、強固な協力体制を構築してきました。フォーミュラEがGen4時代に入るなかで、この継続性は重要になります」と語った。
マヒンドラはGen4参戦への取り組みを開始した最も遅いマニュファクチャラーである。マシン開発にも遅延が見込まれる中、新シーズン開幕を前に「Gen4はこれまで以上に大きな挑戦をもたらします。シーズン13では、チーム全体が急激な学習曲線を経験します。私たちには強固な基盤があるものの、新型マシンについてはまだ多くのことやるべきことがありますから、まずは迅速に学び、細部にわたって検証を重ね、一歩ずつ改善していくことを優先します」と見通しと方針を明かした。
モルタラは、「チームとともに活動を続けられることを、本当にうれしく思っています。過去3シーズンにわたる私たちの関係は非常にポジティブで、そのなかで結果も着実に向上してきました。これまで築き上げてきたものを誇りに思っています」と語った。
2026/27シーズン中に40歳を迎えるモルタラは、Gen4への挑戦を楽しみにしているとコメントした。
「フォーミュラE参戦10年目を迎えるにあたり、技術面で多くのことが新しくなるため、来年が本当に大きな挑戦になると理解しています。Gen4マシンへの移行に際し、チームとともにその挑戦に取り組めることを楽しみにしていますし、どのような展開になるのか興味を持っています」
デ・フリースは、「マヒンドラで過ごした過去3年間は、非常に実りある道のりでした。私たちはともに大きく前進し、昨シーズンにチームズ選手権で3位を獲得できたことは、チーム全体のメンバーが積み重ねてきた努力に対する大きな報酬となりました。私たちがともに成し遂げてきたこと、そしてチームの歩みを、非常に誇りに思っています」と述べた。
「Gen4時代を迎えるにあたり、マヒンドラとの契約を継続できることを大変うれしく思っています。Gen4は、フォーミュラEに参戦するすべての人々にとって、まったく新しい挑戦となりますから、学び、発見しなければならないことが数多くあります。チームとともにその課題に取り組み、この新たな章がどのような展開をもたらすのかを楽しみにしています」
また、デ・フリースはFEnaviの取材に対し、Gen4の加速は驚異的で「これほど速い加速をするマシンは経験したことがない」と印象を語った。
マヒンドラのGen4の開発段階については十分な距離を走行できていないこと話し、「マシンについてしっかりとした感覚や理解を得るには至っていません。技術面やスポーティング面でのレギュレーション変化があるため、今の段階では何を期待できるのかについて全体像を持つことができていません」と現状を明かした。
ABB FIA フォーミュラE世界選手権2026/27シーズンは、今年11月にスペイン・ハラマで公式テストが開催され、その後12月18日・19日のサウジアラビア・ジェッダE-Prixで開幕戦を迎える。





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