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「優勝を狙える位置にいる」マルティ、自身2度目の表彰台。現在滞在中の日本では「うどんが楽しみ」

ABB FIA フォーミュラE世界選手権の第11戦・三亜E-Prixで、ペペ・マルティがキャリアベストとなる2位表彰台を獲得した。  ルーキーシーズンながら、第9戦モナコE-Prixに続き第11戦三亜E-Prixでも表 …

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「優勝を狙える位置にいる」マルティ、自身2度目の表彰台。現在滞在中の日本では「うどんが楽しみ」

 ABB FIA フォーミュラE世界選手権の第11戦・三亜E-Prixで、ペペ・マルティがキャリアベストとなる2位表彰台を獲得した。

フェリペ・ドルゴビッチと抱き合うマルティ。ドルゴビッチはペナルティでレース後に表彰台を失った。

 ルーキーシーズンながら、第9戦モナコE-Prixに続き第11戦三亜E-Prixでも表彰台を獲得したクプラ・キロのマルティ。18番グリッドから2位まで追い上げたレースを「今日の自分たちのパフォーマンスにはとても満足しています」と振り返る。
「今日の自分たちのパフォーマンスにはとても満足しています。18番手からのスタートで表彰台を獲得できるとは予想していませんでしたが、レース展開が味方してくれました」

 赤旗中断も発生する荒れたレースとなった三亜E-Prixで、マルティはレース終盤に2回目のアタックモードを使用。オリバー・ローランドのクラッシュでフルコースイエロー(FCY)が導入される直前、前を走るニック・デ・フリースをオーバーテイクし、2位(当時暫定3位)へ浮上した。このタイミングが結果を大きく左右したと振り返る。
「最高の戦略もあり、2回目のアタックモードを最高のタイミングで発動できました。もし少しでも遅らせていたら、最後の1分間をFCYのまま終えることになり、表彰台を逃していたと思います」

 モナコで初表彰台を獲得する前、マルティは今シーズン終了までの目標として「20ポイント以上獲得すること」を掲げていた。しかし、モナコと三亜での表彰台により、すでに33ポイントを獲得。それでも新たな目標については「これまでと大きく変わらず、より良い結果を出し続けるという流れを維持することです」と冷静に答える。
「毎週末ポイントを獲得し、できるだけ一貫した走りを見せたいと思っています。そのためにはポイントを獲得できるポジション、理想的にはトップ8に入り続けたいです」

 2度の表彰台によってチームを取り巻く状況が変わったかとの質問にも、「そもそも、モナコでは表彰台に上がれるとは思っていませんでしたし、状況は刻々と変わります」と冷静な分析を見せるマルティ。一方でクプラ・キロのパフォーマンスには非常に強い自信を持っていると語る。
「これからも引き続き同じ姿勢で仕事を続けることが大切です。チームは毎週、毎週、完璧に働き続けてくれていますから、僕たちは優勝を狙えるポジションにいると思っています」

 三亜E-Prix後のインターバルは日本と中国で過ごす予定だというマルティ。以前から日本好きとして知られる19歳のスペイン人に、最も楽しみにしていることを尋ねると、「やっぱり食べ物ですね」と答えた。
「いろいろな食べ物が大好きなんです。うどんとか。もちろん食事も楽しみですが、日本の文化を見ることも本当に楽しみにしています。東京や京都だけでなく白川郷にも行くんです」
 その後彼から「おすすめの食べ物とお店は?」と逆インタビューされた筆者。来週末の上海E-Prixでどのような旅路になったかを聞くのが楽しみだ。

 現在は語学学習アプリ「Duolingo」で日本語を勉強している一方、会話を教えてくれる日本人の先生も探しているという。筆者の取材時には毎回、学んだ日本語を駆使して会話に挑戦するマルティだが、漢字にはまだ苦戦している様子。
「漢字もやってみました…でも少しだけです。ノートに書いてみたりしますが、漢字はかなり難しいものもあるので、今のところはひらがなとカタカナに集中しています」
「ここ中国でも、いろいろな漢字をたくさん見ましたよ。今後は漢字の勉強に進んでいきたいです」


(文=矢野 巧)

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