
フォーテスキュー・ゼロ・レーシングは22日、ABB FIA フォーミュラE世界選手権2026/27シーズンにおいて、ダン・ティクタムを起用すると発表した。すでに契約が発表されているテイラー・バーナードとタッグを組む。
今回フォーテスキュー・ゼロに加入した27歳の英国人のティクタムは、2021/22シーズンにNIO 333 FEチームからフォーミュラEデビュー。以来同じチームから参戦を続け、ERT・フォーミュラEチームやクプラ・キロへの度重なる体制変更をともにした。2024/25シーズンに初優勝を果たし、翌2025/26シーズンにも2勝目を挙げ、2シーズンで通算3度の表彰台と3度のポールポジションを獲得した。一方で、クプラ・キロからの2度の戒告処分やプロとしての姿勢に疑問を抱いたチーム上層部との軋轢から、昨季末限りでチームを離脱していた。なお、今年8月下旬に実施されたローラ・フォーミュラEチームのGen4テストに合流したティクタムだったが、1日間のテストを終えて以降はローラのテストや開発への参加はなかった。
フォーテスキュー・ゼロ・レーシングは、2026/27シーズンからフォーミュラEへの参戦を開始するチーム。昨季まで参戦していたDSペンスキーは資金難が原因でパワートレイン供給元との契約に至らず、その参戦枠を今年9月にオーストラリアのエネルギー企業フォーテスキューが買収。ジャガー・TCS・レーシングと同じファクトリーに拠点を構え、ジャガーのカスタマーチームとなる。
ティクタムは加入に際し、「フォーテスキュー・ゼロ・レーシングの魅力は、これまでとは違うやり方で物事に取り組もうとしているところだ」と述べた。
「フォーテスキュー・ゼロの初シーズンに、チームを代表して戦えることは非常に光栄です。ゼロからチームを築き上げる一員になれることは刺激的です。長年にわたってレースに参戦し、勝利を重ねてきた歴史を持つチームであることにも大きな魅力を感じています」
「ここに至るまでに受けてきた支援や、自分に寄せられた信頼を忘れることはできません。ジム・ライト(代表)やチーム全員と協力し、2026/27シーズンを大きな成功に導くことで、その信頼に応えたいと思います」
フォーテスキュー・ゼロ・レーシングのチーム代表を務めるジム・ライト氏は「ダン(・ティクタム)は、速さと恐れを知らない姿勢を備え、フォーミュラEで勝利を挙げた実績もあり限界に挑むことをためらわない非常に競争心の強いドライバーです。フォーテスキューにとって、従来のやり方に挑戦することは企業文化の一部です」と述べた。
「我々が求めているのは、結果を出すために必要な規律とチームワークを兼ね備えた強い意欲です。ダンは経験と実力、そして勝者としての個性をチームにもたらしてくれます。ダンは非常に速く、果敢なレースを展開するドライバーとして知られています。新チームである我々には証明すべきことが多いですが、チーム一丸となって、フォーテスキュー・ゼロ・レーシングの実力を示していきたい」





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