
帝人株式会社は20日、ABB FIAフォーミュラE世界選手権に参戦するPaysafe・エンビジョン・フォーミュラEチームとのパートナーシップを更新したと発表した。2026/27シーズンにおいて、気候変動やサーキュラーエコノミーなどの社会課題に対する取り組みを推進していく。
繊維事業などを展開する大手科学メーカーの帝人は、2020年からエンビジョンとパートナーシップを継続している。これまで、同社のメタ系アラミド繊維「コーネックス・ネオ」をレーシングスーツの素材として提供するほか、社会課題の解決に向けた活動を共同で進めてきた。
今回の契約更新では、両社の共創を通じた取り組みをさらに推進していくことを目標としている。
帝人の内川哲茂CEOは、「電動モータースポーツが新たな時代を迎える中、Paysafe Envisionとのパートナーシップを継続できることをうれしく思います」と述べた。
「イノベーションと『healthy planet』の実現という共通の志のもと、それぞれの強みを生かした共創により新たな価値を生み出し、より持続可能な社会への変化を加速していきたいと考えています」
エンビジョンのCEOを務めるフランツ・ユンク氏は、パートナーシップが6年目を迎えるに際し「先端素材の専門性と持続可能性への強いコミットメントを持つ帝人は、私たちにとって理想的なパートナーです。サーキットの内外で、パフォーマンス、持続可能性、循環性を共に追求していきます」と述べた。

エンビジョンは「Race Against Climate Change(地球温暖化に挑むレース)」を掲げ、電動モビリティの普及や持続可能な未来の実現を目指している。
帝人はこれまで、同チームとともにオランダや日本で「Race Against Climate Change Live Events」を共同開催し、気候変動やサーキュラーエコノミーへの理解促進と、企業、行政、学術機関の枠を越えた共創に取り組んできた。フォーミュラEへの参画を通じて、社会や環境の課題解決につながる価値をエンビジョンと共に創出し、パーパス「Pioneering solutions together for a healthy planet」の実現を目指すとしている。
エンビジョンは2026/27シーズン、マキシミリアン・ギュンターとザック・オサリバンを起用し、選手権史上最大となる出力600kWを誇るGen4マシンが導入される新時代に臨む。今年11月16日からスペイン・ハラマで実施される公式テストで走行を開始し、シーズン開幕戦は12月18日・19日のサウジアラビア・ジェッダe-Prixで開催される予定だ。






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