メインコンテンツにスキップ
トップ/ニュース

ブリヂストン「POTENZA GEN4」を公開 全天候タイヤとフルウェットの2種類展開

フォーミュラEは1日、ABB FIA フォーミュラE世界選手権2026/27シーズンから公式タイヤサプライヤーとしてブリヂストン株式会社を迎えることを発表した。

Shareこの記事を共有
X
ブリヂストン「POTENZA GEN4」を公開 全天候タイヤとフルウェットの2種類展開

 フォーミュラEは1日、ABB FIA フォーミュラE世界選手権2026/27シーズンから公式タイヤサプライヤーとしてブリヂストン株式会社を迎えることを発表した。同シーズンは、選手権史上最速となるGen4マシンが導入され、最大600kWのパフォーマンス、さらに100%リサイクル可能なマシン設計によるサステナビリティの追究をはじめとする新たな技術規則の初年度となる。

 1日にイタリア・ローマで開かれた発表会では、フォーミュラE、国際自動車連盟(FIA)、ブリヂストンが、Gen4向けに開発された新タイヤを公開した。

 ブリヂストンは、フォーミュラE向けの全天候型タイヤ「POTENZA GEN4」を開発した。Gen4マシンの最大600kWの出力や、0-100km/h加速1.8秒といった性能向上に合わせ、新タイヤは高いグリップ性能と耐久性を確保しながら、市街地コースからパーマネントサーキットまで異なる路面環境への適応性を考慮して設計された。

 また、これまで全天候型タイヤを使用してきたフォーミュラEに対し、ブリヂストンは大雨などの悪天候に対応する「POTENZA GEN4 for TYPHOON TYRE」も導入。激しい降雨時のグリップ性能を高めることで、幅広い気象条件におけるレースへの対応を図る。

 ブリヂストンの導入する2種類のタイヤシリーズは65%の再生・再生可能素材が使用されており、使用済みタイヤの熱分解油から生成されたカーボンブラック、もみ殻を原料とするシリカ、そして「Global Platform for Sustainable Natural Rubber(GPSNR)」の基準に準拠した天然ゴムが含まれる。生産工程では熱および電力の100%に再生可能エネルギーを使用し、ロジスティクスにおいては独DHLと協力し低炭素物流ソリューションを活用する。

 また、2026/27シーズンの4大会においてブリヂストンはタイトルスポンサーも務める。2027年1月に開催されるメキシコシティやベルリン、上海、そしてブリヂストンの母国レースでありシーズン最終戦となる東京E-Prixが含まれる。

 フォーミュラEのジェフ・ドッズCEOは「2026/27シーズン以降、フォーミュラEのタイヤサプライヤーとしてブリヂストンを迎えられることを大変うれしく思います」と述べた。
「豊かなモータースポーツの歴史と最先端のサステナブル・イノベーションを兼ね備えるブリヂストンは、私たちが新たな時代へ踏み出すにあたり、ふさわしいパートナーです。Gen4マシンは持続可能なモータースポーツ設計の頂点を示すものであり、フォーミュラEが電動レースの概念を再定義しサーキットの内外で進歩を追求するレースを先導していく中、ブリヂストンと協力できることを楽しみにしています」

 ブリヂストン株式会社グローバルCEOおよび代表執行役員の森田康弘氏は、世界選手権におけるブリヂストンの活動は同社の持つ高い品質で社会に貢献することを示すものと語り、フォーミュラEでの挑戦に期待を寄せた。
「FIA世界選手権への復帰はブリヂストンの歴史における情熱とイノベーションを体現する大きな挑戦です。『最高の品質で社会に貢献する』という使命のもと、私たちはモータースポーツ活動を通じて、飽くなき性能追求と、より良い未来に向けた責任感を持ちながら、限界への挑戦を続けてきました」
「フォーミュラEという最高峰の舞台において、私たちは性能とサステナビリティのバランスをさらに進化させ、モビリティの新たな未来を切り拓いていきます。主催者、チーム、ドライバー、パートナー、そしてファンの皆さまとともに、新たな未来を創造していくことを楽しみにしています」

 ブリヂストン株式会社の執行役員兼CPO兼グローバルモータースポーツ担当を務める今井宏氏は「新たな舞台となるフォーミュラEにおいて、ブリヂストンの技術と情熱を世界に披露できることを心からうれしく思います」と語った。
 POTENZA GEN4導入に際し、ブリヂストンの持つ技術の限界に挑戦したと述べ、持続可能なレースの実現を目指すとともに高い品質のタイヤとともにフォーミュラEの感動を届けるとした。
「POTENZA GEN4の開発では、Gen4が持つ圧倒的な性能を最大限に引き出すため、私たちの技術の限界に挑戦しました。特に今回新たに導入される『POTENZA GEN4 for TYPHOON TYRE』は、GEN4時代に向けた象徴的な進化を示すものであり、ドライバーがウェットコンディションにも自信を持って挑むことを可能にします」
「Gen4の劇的な進化を開発の基礎段階から支えることで、私たちはカーボンニュートラルと資源循環に向けた取り組みも前進させ、持続可能なモータースポーツの実現を目指しています。今後も世界各地のサーキットに優れた品質を届け、世界中のレースファンに新たな興奮と感動を提供していきます」

Shareこの記事を共有
X
前の記事開幕戦ジェッダE-Prix開催の最終決定は10月中旬か 情勢悪化による物流問題が影響
次の記事ブリヂストン「POTENZA GEN4」を公開 全天候タイヤとフルウェットの2種類展開

コメント(0)

コメントを残す