
日産のオリバー・ローランドは、ドライバーズチャンピオンシップリーダーのジェイク・デニスから14ポイント差の4位で、最終戦ロンドンE-Prixを迎える。
15日・16日にABB FIA フォーミュラE世界選手権の第16戦・第17戦ロンドンE-Prixがイングランド・ロンドンで開催され、12年目を迎えたフォーミュラEのシーズンが幕を閉じる。
ドライバーズチャンピオンシップ2連覇を狙うローランドは、今季、予選の350kW走行で苦戦する場面が多かった一方、モナコE-Prixでの優勝を含む6度の表彰台を獲得。ランキング首位のデニスまで14ポイント差の4位につけている。9人にチャンピオン獲得の可能性が残る大混戦のなか、母国レースを迎えるローランドだが、特別な意識はないと冷静な心境を明かした。
「特別なことは何もなく、いつも通りだと思います。週末を完璧に戦い、運用面でもパフォーマンス面でも、チームにとって史上最高の週末にできるように努める。それだけです」
ランキング首位を守り続けた昨季とは異なる戦いを前に、チャンピオンシップ4位から追う立場で最終戦を迎えるローランドは、「失うものはそれほど多くない」と話し、リラックスした状態で週末に臨めていると語る。
「今はランキング4位で失うものはそれほど多くないし、得られるものはすべてです。だから本当にリラックスしているし、今週末を楽しみにしています」
今回のロンドンE-Prixは、第11戦の三亜E-Prixから始まった高温多湿のアジアラウンドとは対照的に、比較的安定したコンディションのなかでの開催が見込まれる。中国と日本で行われた5レースでは、変化する路面状況に合わせたタイヤ内圧の管理がレース結果を左右する重要な要素となったが、ローランドはそれらと異なる「安定している状況」だと見通しを語った。
「今週末は雨もないし、湿度もなく、天候も安定しています。プラクティスで一定の状態を作りやすいし、タイヤの空気圧を調整するのもとにかくすごくやりやすい状況です」
「レースについてはより綿密にプランを遂行できると思いますが、フォーミュラEでレースの展開を完全に決めておくのは本当に難しい。もし完全なドライコンディションでのレースになれば、各チームがそれぞれ違った戦略を考えてくると思いますし、ピットストップを伴うレースで、各チームやドライバーがどう駆け引きするのかは、とても興味深いものになると思います。ですから、すごく楽しみにしていますよ」







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