
フォーミュラEは16日、マッチングアプリ大手「Tinder(ティンダー)」が、2026年8月に開催される「2026 Hankook ロンドンE-Prix」の「スパーキング・コネクションズ(Sparking Connections)」パートナーに決定したことを発表した。マッチングアプリがABB FIA フォーミュラE世界選手権と提携するのは史上初となる。市街地サーキットから初デートにいたるまで、「リアルなつながり」「自己表現」「一歩を踏み出す力」を共通の信念として掲げる未来志向の2つのブランドが手を組む。

2012年に設立されたTinderは、現在190カ国、45以上の言語で毎月約5,000万人のユーザーに利用されているマッチングプラットフォームの大手。今回のパートナーシップを通じ、ヨーロッパ・中東・アフリカ(EMEA)市場において、「喜びにあふれ、予測不可能で、最初の一歩を踏み出す勇気によって築かれる現代のデート体験を祝福する」という、進化を続けるブランドのポジショニングをアピールしていく。
今回のパートナーシップの核心は、基本原則としての「包摂性」への共通の取り組みである。
フォーミュラEは、従来の慣習ではなく才能こそがグリッドを決定するというビジョンを積極的に推進している。若い女性にワークショップやパドックアクセスの体験を提供し、モータースポーツの舞台裏に触れる機会を創出するプログラム「FIA Girls on Track」や、女性ドライバーを対象とした公式テストといった取り組みを通じ、女性のエンパワーメント、障壁の打破、そして次世代の女性ドライバー育成に尽力してきた。
こうした信念は、あらゆる背景やアイデンティティを超えて人々がつながる場を提供しているTinderにも反映されており、両ブランドは機会やつながり、そして参加のあり方が、従来の規範ではなく「オープンさ」によって定義される空間を作り出すことで、これまでの常識に挑戦していくという。
また、社会的・環境的責任と透明性の最高水準を示す「B Corp」認証を取得した世界唯一のスポーツ組織であるフォーミュラEのコミットメントは、自身が関わるブランドに対して自身の価値観を反映することをより求めるTinderの主要ターゲット層である「Z世代」の価値観と一致しており、地球の未来への強いコミットメントを持つTinderにとって、フォーミュラEはブランドの目的をより強固にするパートナーである。
TinderのEMEA担当マーケティングVPであるパオロ・ロレンツォーニ氏は、今回の提携について 「フォーミュラEが私たちのブランドとしての理念を反映しているからです」と述べる。
「フォーミュラEは、ポーズとしてではなく信念として、女性がグリッドの最前線に立つべきだと信じているスポーツです。Tinderでは、誰もが等しくエンパワーされ、自分らしさを発揮して一歩を踏み出せると感じたときに最高のつながりが生まれます。そのエネルギーをロンドンに届けられることを誇りに思います」
フォーミュラEのチーフ・マーケティング・オフィサーであるエリー・ノーマン氏は、「Tinderは人と人との真のつながりを生み出すことの重要性を理解しているブランドであり、フォーミュラEにとって自然なパートナーです」と述べる。
「私たちは共に、包括的で進歩的、文化的に意義のある体験を通じて、新しい世代を惹きつけることに注力しています。Hankook ロンドンE-Prixは、スポーツ、エンターテインメント、そしてイノベーションが融合する場所であり、Tinderを公式スパーキング・コネクションズパートナーとして迎え、トラックの内外でファンの皆様に忘れられない瞬間を提供できることを楽しみにしています」
(文=矢野 巧)







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