
【上海】ABB FIA フォーミュラE世界選手権の第12戦・第13戦 上海E-Prixが7月3日に開幕し、4日・5日の2日間にわたりダブルヘッダーで開催される。
この週末を前に、ドライバーズチャンピオンシップ2連覇を狙う日産・フォーミュラEチームのトマソ・ヴォルペ代表が展望を明かした。
前戦の三亜E-Prixは、ドライバーズタイトル防衛を目指すオリバー・ローランドにとって無得点に終わる厳しい週末となった。ヴォルペ代表もレース直後には「忘れたい」と話すほど落胆していた。
一方で、ドライバーズランキングの上位4名が揃って無得点に終わり、結果としてポイント差の変動はなく、ローランドは依然としてランキング2位の位置を維持している。
ヴォルペ代表は、「第三者目線で」という前置きののち、「三亜において、(上位4人の中で)オリバー(・ローランド)が最も大きなチャンスを手にしていた」と振り返る。
「上位4人の誰もが『自分のポジションを上げられたはずだ』と感じていたレースでしょうから、もどかしい結果だったと思います」
「我々にとっては、もしオリバーがミスを犯していなければ大量のポイントを獲得し、他の上位3人に対し大きくリードを広げられたはずでした」
今週末に向け、ヴォルペ代表は「上海は決して得意なトラックではない」と分析する。さらに、ノーマン・ナトーが第12戦において、ギアボックス交換に伴い20グリッド降格ペナルティを科されている。
「土曜日の第12戦は、ノーマン(・ナトー)にペナルティが科されていますから、ポイントを獲得するのは非常に厳しいでしょう。特にチームズランキングにおいて、昨年ほどのパフォーマンスを発揮できておらず、なんとか挽回しなければならない状況ですから非常にもどかしいです」
ヴォルペ代表は、上海は得意でないトラックと明かしながらも、チームの最大の目標はローランドのタイトル防衛のためパフォーマンスを最大限発揮することにあると強調した。
「オリバーはドライバーズチャンピオンシップで2位という強力な位置につけています。彼のチャンピオンシップのため、この週末で大量のポイントを獲得できるようフォーカスしています」
「もちろんシーズンごとにパフォーマンスの状況は異なりますし、両ドライバーで確実にポイントを獲得していく必要があります。第13戦で実現できるよう全力を尽くします」
なお、上海E-Prixは悪天候が見込まれるため第12戦・第13戦ともにスケジュールが変更。決勝スタートは3時間前倒しの13時05分(日本時間)からとなる。
(文・インタビュー=矢野 巧)










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