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ステランティス、ルシアーノ・モラノを育成起用。Gen2マシンでテストを実施。

ステランティスは28日、ルシアーノ・モラノの若手育成プログラム加入を発表した。シトロエン・レーシングやDSペンスキー、来季新規参戦のオペル・GSE・フォーミュラEチームを傘下に持つステランティス・グループは、若手フラン …

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ステランティス、ルシアーノ・モラノを育成起用。Gen2マシンでテストを実施。

 ステランティスは28日、ルシアーノ・モラノの若手育成プログラム加入を発表した。シトロエン・レーシングやDSペンスキー、来季新規参戦のオペル・GSE・フォーミュラEチームを傘下に持つステランティス・グループは、若手フランス人ドライバーの機会創出に向けてプログラムの拡大に取り組んでおり、テオ・プルシェールやドリアン・パンらに続く存在として、20歳のフランス系アメリカ人であるモラノの抜擢に至った。

 モラノはすでにスペインのアンダルシア・サーキットでフォーミュラEのGen2マシンのステアリングを握り、ステランティスでの仕事を開始している。
 ステランティスによると、ショートラン、ロングラン、予選シミュレーションを含む複数の走行を実施。Gen2の挙動に慣れながら限界を探り、回生ブレーキと油圧ブレーキの双方のマネジメントへの理解を深めたという。今後はシミュレーター作業に加え、実車によるテスト走行も継続していく予定。

 2022年にフランスF4で四輪デビューを果たしたモラノは、2025年から耐久レースの世界へ。ミシュラン・ル・マン・カップではクラス準優勝を果たした。今回の育成加入およびフォーミュラEの実車テストは、シングルシーター復帰の第一歩となる。

ステランティス・モータースポーツのディレクターであるオリビエ・ジャンソニーは、今回のモラノの抜擢について「ステランティス・グループの目標は技術開発とドライバーの発掘の両方にあります」と話す。
「2023年に若手育成プログラムを立ち上げて以来、現在では世界中のそれぞれのカテゴリーでトップクラスに名を連ねる才能を発掘してきました。ルシアーノを歓迎するとともに、彼がそのポテンシャルを発揮できるよう、あらゆる機会を提供していきます。」

Photo: Julien Delfosse / DPPI

モラノは「ステランティス・モータースポーツに加入することを非常に嬉しく思います」とコメント。
「これは私のキャリアにおいて重要なマイルストーンとなります。世界選手権に深く関わっているメーカーの一員になれることは素晴らしいチャンスであり、プロドライバーを目指す者なら誰もが夢見る瞬間そのものです。」

 初めてドライブしたフォーミュラEのGen2マシンについては、「エンジン音がない環境に慣れるまで2、3周かかりました」と振り返り、新たな挑戦への新鮮な心境を明かした。
「新たなチャンスや異なるカテゴリーを探求することは、レースを始めたばかりの基本を学んでいた頃のような感覚になります。」
「ラップタイムを落とさずにどうやってエネルギーを節約するかを学ぶことは非常に興味深いです。プログラムはまだ始まったばかりですが、このプロセスを続けていくことが本当に楽しみです。」

(文=矢野 巧)

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