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シトロエン、ドリアン・パンを開発ドライバーに抜擢。ステランティスとメルセデスF1との関係はさらに密接に。

5月13日、シトロエン・レーシングは、ドリアン・パンを開発ドライバーとして起用することを発表した。メルセデスF1の開発も務めるパンは、今週末に開催されるモナコE-Prixに帯同し、フォーミュラEでの仕事を開始する。   …

シトロエン、ドリアン・パンを開発ドライバーに抜擢。ステランティスとメルセデスF1との関係はさらに密接に。

 5月13日、シトロエン・レーシングは、ドリアン・パンを開発ドライバーとして起用することを発表した。メルセデスF1の開発も務めるパンは、今週末に開催されるモナコE-Prixに帯同し、フォーミュラEでの仕事を開始する。

Photo: Richard Pardon

 シトロエン・レーシングは、世界最高峰の舞台で自国フランスの才能を育成することを目標に掲げてきた。ルーキーテストではテオ・プルシェールを起用するなど、積極的に若きフランス人ドライバーの育成に取り組んできたなか、今回「次世代のエリート・フレンチを象徴する存在」として2025年のF1 Academyチャンピオンを抜擢した。

 先月、メルセデスのF1マシンをドライブしたドリアン・パン。シトロエンの運営母体であるステランティスは、メルセデスF1と次世代「Gen4」マシンの開発において協力関係にある。3月に開催されたルーキーテストでは、メルセデスの開発ドライバーを務めるジョシュア・デュルクセンが、プルシェールと共に起用された。そのプルシェールは、ステランティスの一員として世界耐久選手権(WEC)で活躍する傍らメルセデスF1のシミュレーター作業も担当しており、パンの起用はふたつのメーカーのさらなる密接な関係がうかがえる人事でもある。

 パンは今後、来シーズンから導入される新マシンGen4の開発・改良において重要な役割を担う。パフォーマンス、エネルギー管理システム、およびソフトウェアのキャリブレーションの最適化を支援するという。
 シトロエンは「今後数ヶ月間にわたり、フォーミュラEマシンをドライブする機会を何度も得ることになります」と明言しており、パンのGen4マシンにおける実車走行にも言及した。

 パンは「 フランス人ドライバーとして、シトロエンに加わることは特別です。伝統あるブランドと共に歴史を築き上げていくことに興奮しています」と、母国を代表するブランドへの加入の喜びを語った。
「このプロジェクトに参加することを本当に楽しみにしています。すでにチームと共にGen4のシミュレーターでの作業を開始しており、新しいシステムやドライビングアプローチを理解するための素晴らしい機会となっています。」

 シトロエン・レーシングのシリル・ブレ代表は、「ドリアンは最も有望で、かつ完成された若手ドライバーのうちのひとりです。」と高まる期待をあわらにした。
「結果はもちろん、鋭い技術的洞察力とフィードバックをパフォーマンス向上へと変換する明確な能力を兼ね備えています。開発時間が限られているフォーミュラEにおいて、これは極めて重要な資質で、Gen4の改良に彼女が関与することは非常に価値のあるものとなるでしょう。同様に、才能ある若いフランス人ドライバーがチームに加わることは、非常に誇らしいものです」

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