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1周400ユーロを寄付する「Racing for Charity」で1,123周を走破 ポルシェ、50万ユーロを慈善団体へ

ポルシェは、ABB FIA フォーミュラE世界選手権の2025/26シーズンを通じ、マシンが1周するごとに400ユーロを寄付する「Racing for Charity(チャリティのためのレース)」を実施した。

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1周400ユーロを寄付する「Racing for Charity」で1,123周を走破 ポルシェ、50万ユーロを慈善団体へ

 ポルシェは、ABB FIA フォーミュラE世界選手権の2025/26シーズンを通じ、マシンが1周するごとに400ユーロを寄付する「Racing for Charity(チャリティのためのレース)」を実施した。16日に最終戦ロンドンE-Prixを終え、ポルシェは最終的に50万ユーロ(約9,300万円=8月23日時点)を3つの慈善団体に寄付すると発表した。

 「Racing for Charity」は、フォーミュラEのレースにおいてポルシェのマシンが走行した周回数に応じて寄付額を積み上げる取り組み。今季は全17戦で合計1,123周を走破し、1周400ユーロの計算で44万9,200ユーロが積み上がった。これにポルシェが金額を上乗せし、50万ユーロを寄付した。

 寄付金は、世界中の重い病気を抱える子どもたちを支援するために活用される。

 この取り組みは2023年、FIA世界耐久選手権のル・マン24時間レースで初めて実施された。以来、寄付総額は約300万ユーロに達している。

ポルシェAG 研究開発担当取締役を務めるミハエル・シュタイナー博士は、「社会へなにかを還元する取り組みの一環である『Racing for Charity』を通じて、世界中の重い病気を抱える子どもたちを支援しています」と述べた。
 「我々ポルシェファクトリーチームは、フォーミュラEで世界選手権のタイトルだけを懸けて戦っているのではなく、可能な限り多くの寄付金を集めるためにも戦っていたのです」

 今回の50万ユーロは、以下の3団体に贈られる。

 Kinderherzen rettenは、専門的な医療を受けることが難しい国々の子どもたちをドイツへ移送し、フライブルク大学病院(Universitäts-Herzzentrum Freiburg)で心臓手術を提供している。
 Interplast Germanyは、発展途上国や新興国で重度のやけどや外傷、先天性奇形を抱える子どもたちを対象に、形成・再建外科手術を提供する。
 Ferry Porsche Foundationは、子どもや若者を対象に、福祉やスポーツ支援など幅広い社会貢献活動を展開している。

 支援を受けた子どもの例として、タンザニア出身の2歳児ラシッドは、手と前腕の形成異常および腫瘍性の変化によって生活の質(QOL)が制限されていたが、Interplast Germanyによる再建手術を受け、腕の機能を改善することができた。
 また、エルサルバドル出身のエイミーは生後8カ月のとき、Kinderherzen rettenの支援を受けてフライブルクの心臓病専門クリニックで心房中隔欠損症の手術を受けた。

 今季、ポルシェのパスカル・ウェーレインとニコ・ミュラーは、17レースで合計1,123周を走破した。ミュラーは、ポイントを獲得できなかったレースでも、自身の走行が寄付につながることがモチベーションになったと振り返っている。
「Racing for Charityは、パスカルと僕にとって、さらなるモチベーションになりました。ポイントを獲得できなかったときでも、すべての周回が意味を持っています。僕たち2人は父親ですから、この取り組みにより強く共感できます。支援を受ける各団体の活動が成功することを願っています」

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