
フォーミュラEとFIAは2日、シーズン13(2026/2027)のプレシーズンテストをスペインのハラマ・サーキットで開催することを発表した。11月16日から20日までの5日間で実施される。日程は11月16日から20日までの5日間。
このテストは、フォーミュラE史上最速かつ100%持続可能な次世代マシン「Gen4」が走行する初の公式セッションとなる。

最高速度は時速335kmを超え、0-200km/h加速はわずか4.4秒と、かつてないほどの速さを誇るGen4。さらに、100%リサイクル可能で、回生エネルギーも現行比43%増加する史上最もクリーンなマシンでもあり、フォーミュラEが掲げるサステナビリティへの取り組みをさらに強化しつつ、技術革新の限界を押し広げる設計がなされている。
また、来季より日本のブリヂストンがワンメイクタイヤを供給する。このタイヤは65%の天然・再生材料で構成され、グリップ性能は従来比で10%向上させており、600kWの出力を誇るマシンの足元を支える。

ハラマ・サーキットでの走行は、今年3月に開催され、多くの観客と史上最高と称されるVIPを集めた「CUPRA Raval マドリッドE-Prix」に続く。
激しいアップダウンとタイトなコーナーが連続する3.915kmのトラック。今季はジャガーが1-2フィニッシュを果たしたほか、シーズン11ではプレシーズンテストが開催された。
また、フォーミュラEのCEOであるジェフ・ドッズ氏は、シーズン11以来開催している女性限定テストの実施を明言しており、テスト最終日となる20日は、女性ドライバーがGen4マシンのステアリングを握ることが予想できる。
フォーミュラEの共同創設者兼チーフ・オフィサーであるアルベルト・ロンゴ氏は、「レースの伝統と未来志向のビジョンが融合したこの場所ほど、Gen4マシンをデビューさせるのにふさわしい場所はありません」と話す。
「単なるテストにとどまらず、レースデビューに先駆け史上最も強力で技術的進歩を遂げた電動レースカーを披露する最初の舞台となります。Gen4時代の幕開けは、パフォーマンス、イノベーション、そしてサステナビリティにおけるゲームチェンジャーであり、この歴史あるトラックでチームやドライバーたちが限界をさらにプッシュし続ける姿を見るのが待ちきれません。」
FIAフォーミュラE競技長のパブロ・マルティーノ氏は、3月に開催されたマドリッドE-Prixの成功をもとに、「ハラマはチャレンジングなレイアウトと素晴らしい施設を兼ね備えた、フォーミュラEにとって傑出した会場」と語る。
「チャンピオンシップがGen4時代に突入するにあたり、プレシーズンテストは、チーム、マニュファクチャラー、ドライバーにとって、新しいマシンを理解し、来たるシーズンに向けて準備を整えるための極めて重要な機会となります。」
なお、Gen4時代においては、マシンの高速化や車体の大型化に伴い、市街地コースからパーマネントコースへの開催地の移動が増えるとみられている。シーズン13(2026/2027)の正式カレンダーは6月23日に発表される予定だ。
(文=矢野 巧)






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