
フォーミュラEとスペインの自動車ブランドであるCUPRAは6日、2026年マドリッドE-PrixにおいてCUPRAがタイトルパートナーを務めると発表。同時にファウンディングパートナーへの就任も発表した。

同大会は「2026 CUPRA Raval Madrid E-Prix」として開催され、CUPRAは高視認性のコースサイドブランディング、ARを活用した放送演出、ファンビレッジ内での専用展示スペースなど、幅広い権利とアクティベーションを担う。さらに、レーススイートの提供やオフィシャルカー、招待者向けエレクトリックラップ車両の供給も含まれる。
「2026 CUPRA Raval Madrid E-Prix」は3月21日、マドリッド近郊のパーマネントサーキット「マドリッド・ハラマ・サーキット」で開催予定。フォーミュラE歴史上はじめてスペイン首都での開催となる。
この大会でCUPRAは、2026年に市場投入予定の新型量産EV「CUPRA Raval」を披露する計画。この車は、フォルクスワーゲングループが展開する新たなEVコンパクトカー・ファミリーの第1弾に位置づけられ、ヨーロッパ市場における電動モビリティの普及を担う戦略車種とされている。

フォーミュラEの共同創設者でありチャンピオンシップ・チーフ・オフィサーを務めるアルベルト・ロンゴ氏は、「スペインに根付くモータースポーツ文化の伝統が、マドリッドを開催地として選定する決め手となりました。CUPRAをタイトル兼ファウンディングパートナーとして迎えることで、世界最高峰の電動レースを初めてスペインの首都に届けるという我々の取り組みが一層強化されるきわめて重要なスポンサードです。」と述べた。
CUPRAのマルクス・ハウプトCEOは、「フォーミュラEのマドリッド開催は、スペインの新たなスタンダードとなります。地域行政およびフォーミュラEと共に、EVレースの魅力をより幅広い層に届けていきます。」とコメント。さらに、「市街地からサーキットまで電動化を推進するという我々の使命における重要な一歩であり、CUPRA KIROレーシングチームにとっても節目となります。勝利を目指すと同時に、電動モビリティをスペイン社会に根付かせたい。」と意欲を示した。
また、RACE(スペイン王立自動車クラブ)会長でFIA副会長のカルメロ・サンス氏は、「本パートナーシップは、レースで培われた先進的なモビリティ技術を一般社会へと橋渡しするもの。歴史あるハラマ・サーキットは、伝統を尊重しつつ、持続可能で責任あるモータースポーツの未来を示す象徴的存在となっています。」と語った。

CUPRAは「Racing for a greener future, one lap at a time(一周ごと、持続可能な未来へ加速する)」を掲げ、シーズン11から「CUPRA KIRO」としてフォーミュラEに参戦。ダン・ティクタムとともに初優勝と初ポールポジションを獲得するなど大きな成果と成長を示してきた。さらに今季はスペイン人ドライバーのルーキー、ペペ・マルティを起用。
世界を転戦するチャンピオンシップにマドリードが新たに加わり、モナコ、ベルリン、ロンドンに並ぶ欧州主要都市の開催地ネットワークが形成される中、母国開催を軸にCUPRAはフォーミュラEにおける存在感を一段と強めている。





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