
フォーミュラEは日本企業のTDK株式会社(以下、TDK)と戦略的パートナーシップを締結し、2026年の東京E-Prixのタイトルパートナーに就任。本大会の名称が「2026 TDK Tokyo E-Prix」になると発表した。

さらにTDKは、シーズン12全体のオフィシャルパートナーにも就任。残りのラウンドでもトラックサイドや会場内でTDKブランドが展開される。
同社は2024-2025シーズンにおいて、NEOM マクラーレン フォーミュラEチームと戦略的技術提携を締結。その象徴として、エンジニアリングを学ぶ学生に向けた特別プログラム「TDKの究極テクノロジー体験」を実施。このプログラムでは、学生たちをイギリスのマクラーレン・テクノロジー・センターやロンドンE-Prixの現場へと招待。最先端の開発拠点の見学や、緊迫したガレージ内でのオペレーション体感、さらには第一線で活躍するエンジニアとの対話を通じて、技術が勝利にいかに貢献するかを肌で学ぶ機会を提供した。
NEOM マクラーレン フォーミュラEチームの撤退を受け、2025年よりポルシェフォーミュラEチームとポルシェコアンダEスポーツレーシングチームの公式テクノロジーパートナーに就任。フォーミュラEとEスポーツを実証実験の場として活用し、持続可能なモビリティ、デジタルイノベーション、次世代の電動化技術の開発・実現を加速している。


またTDKは、フォーミュラEのソートリーダーシップサミット「Change. Accelerated. Live Tokyo」のオフィシャルパートナーにも就任。分野を超えた専門家が一堂に会し、持続可能なモビリティとテクノロジーの未来について議論するシンクタンク型サミットで、例年はTokyo E-Prixの金曜日にEmotion Club(F1でいうパドッククラブ)で開催されている。


この契約締結に際し、フォーミュラE CEOのジェフ・ドッズ氏は「Tokyo E-Prix のタイトルパートナー、そしてシーズン 12 のオフィシャルパートナーとして TDK をお迎えできることを大変うれしく思います。日本は自動車イノベーションの原点ともいえる存在であり、テクノロジーを通じて社会変革を推進する TDK の使命は、私たちのビジョンと完全に一致しています。さらに、工学系の学生を支援する取り組みは、本パートナーシップが業界の未来に持続的なレガシーを残すものとなることを示しています」とコメント。

TDK 代表取締役 社長執行役員 CEOの斎藤昇氏は「TDK はこれまでもモビリティ産業を重要な成長分野と位置づけており、本パートナーシップを通じ、モビリティ産業の更なる Transformation に貢献してまいります。当社がモビリティ産業にとってさらに信頼される重要なパートナーであり続けるために、車両の電動化に加え、安全システムや自動運転技術等のデータドリブンインテリジェンスに戦略的に取り組み、内側からその Transformation を支えていきます。従来の内燃機関車にも既に多くの TDK 製品が搭載されており、電気自動車では搭載数がさらに増加します。モビリティは TDK の AI エコシステムの基盤であり、内側からイノベーションを推進することで、よりスマートで、安全で、優れたモビリティ社会の実現に向けて取り組んでまいります。こうした取り組みの中で、TDK はフォーミュラ E の掲げるビジョンに共感し、パートナーシップを決定しました。ホームである東京大会のタイトルパートナーを務めることを誇りに思います」とコメントしている。

3回目を数えるTokyo E-Prixだが、タイトルスポンサーが冠されたのは今回が初。現行の3年契約が最終年を迎える今大会、TDKを筆頭とした日本企業の力強いコミットメントで存在感を示し、なんとか契約延長を実現してほしい。






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