スペア不足で60グリッド降格にストップ&ゴー「すべて受け入れるしかない」デ・フリースが無得点で終えたジェッダE-Prix。

スペア不足で60グリッド降格にストップ&ゴー「すべて受け入れるしかない」デ・フリースが無得点で終えたジェッダE-Prix。

 2月13日・14日にジェッダE-Prixが開催された。マヒンドラの21号車のステアリングを握るニック・デ・フリースは13日の第4戦をトラブルでスタートできず、翌日の第5戦は60グリッド降格の影響を受け最後尾でチェッカーを受け、サウジアラビアでのナイトレースを後にした。

 ここまで5戦を終えたデ・フリースの獲得ポイントはわずか12ポイント。一方でチームメイトのエドアルド・モルタラは62ポイントを積み上げチャンピオンシップ2位につけており、その差は明確だ。

Alastair Staley/LAT Images

 ダブルヘッダー初戦となる第4戦では、予選グループAで6番手。トップタイムを記録したモルタラから0.418秒遅れと差をつけられ、この時点ですでにマシンにトラブルを抱えていた可能性も高い。レースは11番グリッドからのスタート予定だったがダミーグリッドから動き出すことができず、そのままピットへ戻り21号車はDNSとなった。

Simon Galloway/LAT Images

 続く第5戦では、「使用制限を超えて21号車のMCUおよび2基のMGUを交換した」として60グリッド降格のペナルティを科される。最後尾スタートに加え、降格分を消化しきれなかったことで10秒のストップ&ゴーペナルティも追加された。レースはセーフティカーの導入がないクリーンな展開となり、失った時間を取り戻す機会もなく、20位でレースを終えることになった。

 デ・フリースはこの週末を以下のように説明した。
「インバーターを壊してしまい、その結果でバッテリーも壊れてしまいました。メキシコシティE-Prixでもモーターの故障でリタイアしていて、その影響でスペアパーツがほとんどなくなっていたんです。シーズンはまだ序盤なので、十分なスペアがない状態は避けるべきだと判断してすべてのコンポーネントを交換することにしました。それに伴うペナルティもすべて受け入れるしかありませんでした。残念ながらセーフティカーも出なかったので、挽回するのは難しかったです。」

エドアルド・モルタラのポールポジションを祝うマヒンドラクルー。Jordan McKean/LAT Images

 シーズン7チャンピオンは今季、開幕戦サンパウロでモルタラとのオープニングラップでの交錯によりわずか2ポイントの獲得、続くメキシコではリタイアと、マイアミでの5位・10ポイント獲得が現時点での最高成績となっている。
 一方モルタラは、サウジアラビアでの2レースでいずれも予選ポールポジションを獲得。決勝では2位表彰台と4位となり、ランキング2位に浮上。チャンピオンシップリーダーまでわずか6ポイント差と、開幕前公式テストで圧倒的な速さを魅せたマヒンドラでの明暗ははっきりと分かれている状況だ。

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