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木曜メディアデー 現地レポート【联信三亜E-Prix】

ABB FIA フォーミュラE世界選手権の第11戦「联信三亜E-Prix」の開幕を翌日に控えた18日。設営作業とメディア対応が行われる木曜日の様子を、灼熱の三亜現地からレポートする。 三亜E-Prixの開催は、シーズン …

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木曜メディアデー 現地レポート【联信三亜E-Prix】

 ABB FIA フォーミュラE世界選手権の第11戦「联信三亜E-Prix」の開幕を翌日に控えた18日。設営作業とメディア対応が行われる木曜日の様子を、灼熱の三亜現地からレポートする。

三亜E-Prixの開催は、シーズン5以来2度目。中国・海南島の最南端に位置するこの街は、美しいビーチリゾートを求めて多くの外国人観光客が訪れる。舞台となるのは、三亜市がEVの普及とラグジュアリーの融合を目指して開発を進めてきた「海棠湾区」。街のコンセプトを象徴するように、周辺の高級ホテルの施設を贅沢に活用したホスピタリティが提供されている。


 木曜日はマシンの走行がないため、朝10時頃に現地入り。メディア受付を済ませ、高級ホテルの敷地内へと足を踏み入れる。

 南国リゾートの中に、見慣れたフォーミュラEの看板が整然と立ち並ぶ。

 取材陣に用意されたプレスルームは、そのホテルの会議室。フォーミュラEの通常のパドックとは一線を画す、豪華な一室に拠点を構えることとなった。

 この時点ですでに気温は30℃を突破。湿度90%という容赦ない熱気が襲う。天気予報アプリ・彩云天气によると、この時の体感温度は35℃に達していた。その過酷な気候の中、まだ設営の続くトラックの見学へと向かった。

 昨日17日まで一般道だったセクター2・3のストレート区間を中心に、コンクリートウォールの設営が進む市街地コース。レイアウト自体は2019年の初開催時と同様だが、周辺施設の発展により印象は大きく異なる。

 午後からはピットレーンへ。ただ一往復するだけで汗が止まらない厳しい暑さの中、インタビューへ向かう。FIFAワールドカップの開催期間中とあって、あちこちからサッカーの話題が聞こえてくるなか、アンドレッティのフェリペ・ドルゴビッチはバレーを楽しんでいた。

 マヒンドラ・レーシングのガレージ前では、先週末にフランスで開催されたル・マン24時間レースで優勝を果たしたニック・デ・フリースが引っ張りだこに。

 また、公式カメラの前にはシーズン5の三亜E-Prixで表彰台を獲得したジャン=エリック・ベルニュ、オリバー・ローランド、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタの3人が並ぶ。

 週末を通して非常に暑くなることが予想される三亜E-Prix。高温対策はドライバーやマシンだけでなく、ガレージ全体にも強く要求される。
 クプラ・キロのラッセル・オヘイガン代表は、ラップトップの排熱管理や、チームクルーの水分補給といった環境整備に細心の注意を払っていると明かす。さらにジャガー・TCS・レーシングでは、メカニック向けにドライアイスを仕込んだ冷却ジャケットを導入するなど、各チームが知恵を絞ってこの酷暑に立ち向かおうとしている。

 アンドレッティ・フォーミュラEのガレージ内からは、自信に満ち溢れた声が聞こえてくる。ジェイク・デニスは、チームが「経験のないトラックを得意としている」と話し、「表彰台を獲得できるという感覚を持っている」と具体的な目標を明かした。

明日はいよいよ走行がスタート。15分間のシェイクダウンと40分間のフリー走行という非常に限られた走行セッションを通じ、最適解を見つけ出すのはどのチームか。

(文・写真=矢野 巧)

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