
5月のベルリンE-Prixで表彰台に登って以降、3戦連続でノーポイントが続いていた彼にとって、待望の3ポイント獲得となった。
予選後インタビューでも、珍しく喜びを露わに。
予選のすべてのアタックラップで完全にゾーンに入っているように見えました!セッションを振り返っていかがですか?
「とてもスムーズなセッションでした。マシンの仕上がりにも、プラクティスから予選までの間にチームが行った作業にも満足しています。細かい微調整が功を奏して、すべてのアタックで非常に良いラップを刻むことができました。このサーキットではタイヤのデグラデーションが大きいので、最初のデュエルが一番タイムが良かったですね。それでも、その後のセッションも非常に僅差でしたし、ポールポジションの3ポイントを獲得できて嬉しいです。」
さらに、予選でタイヤを消耗してまで戦う理由について
このポイントによって、あなたはランキング3位に浮上しました。ファイナルに臨む際、やはりその3ポイントは頭にありましたか?
「正直、このレースで予選を全力で戦う理由はそこ(3ポイント)だけと言ってもいいくらいです。もちろんフロントローからスタートできるのは常に良いことですが、このサーキットの決勝では、スリップストリームを使いながらいかにエネルギー効率を高く保って走るかが極めて重要になります。ですから、スタート順位自体はそこまで大きな意味を持ちません。ただ、獲得した3ポイントを、どうしても欲しかったのは間違いありません。」と言及した。

ファイナルで惜しくも敗れたのは、チャンピオンシップリーダーのミッチー・エバンス(ジャガー)。シーズン初のファイナル進出ではあるものの、悲願のタイトル獲得に向け少しでもポイントを積み重ねていきたい彼にとって、ライバルと直接対決の末に負けたのは、あまり気持ちの良いものではないだろう。
あと一歩のところでポールポジションの3ポイントを逃してしまい、悔しい思いをされているのではないでしょうか?
「ええ、本当に……ちょっと悔しいですね。全力で挑んだのですが、アタックを重ねるたびにタイヤのグリップがどんどん落ちてしまって。最後のシケインではもうタイヤが残っていませんでしたし、少し攻めすぎてしまった部分もあったかもしれません。ただ、タイムはかなり僅差だったと思います。ラップの最終セクションでコンマ数秒を失ってしまいました。ここまで勝ち進みながら、ポールポジションと3ポイントを逃したのはフラストレーションが溜まりますが、ここから決勝を戦うだけです。」
それでも、マシンのバランスもかなり良さそうでした。それは今日の午後の決勝に向けて自信になりますか?
「そうですね。グループ予選の段階からマシンの挙動に一貫性があるので、それは本当にポジティブな要素です。ただ、タイヤのデグラデーションが予想以上に激しいのが気になります。アタックするたびに、タイヤの表面が削れてボロボロになっていくのが目に見えて分かるレベルですからね。決勝では当然、何周も続けて走らなければならないので、そこが一番の懸念材料になるでしょう。とはいえ、マシンのセットアップ自体は良い領域に入っていると思うので、決勝に向けてもしっかりと合わせ込み、最終的には適切な戦略を組み立てて優勝争いを展開したいです。」

マヒンドラの2台や日産のオリバー・ローランド、ポルシェのニコ・ミュラーなどが揃ってグループステージで敗退。
エバンスのインタビューにもある通り、このサーキットはデグラデーションが強いため、決勝に向けてタイヤを温存している可能性もあるだろう。(フォーミュラEは予選と決勝を同じタイヤで走る必要がある)
決勝は日本時間13時から
1.パスカル・ウェーレイン(ポルシェ)
2.ミッチー・エバンス(ジャガー)
3.ジェイク・デニス(アンドレッティ)
4.マキシミリアン・ギュンター(DSペンスキー)
5.アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(ジャガー)
6.セバスチャン・ブエミ(エンビジョン)
7.ジャン=エリック・ベルニュ(シトロエン)
8.ダン・ティクタム(クプラ・キロ)
9.フェリペ・ドルゴヴィッチ(アンドレッティ)
10.テイラー・バーナード(DSペンスキー)
11.ニック・キャシディ(シトロエン)
12.ペペ・マルティ(クプラ・キロ)
13.オリバー・ローランド(日産)
14.ニコ・ミュラー(ポルシェ)
15.ジョエル・エリクソン(エンビジョン)
16.ニック・デ・フリース(マヒンドラ)
17.エドアルド・モルタラ(マヒンドラ)
18.ルーカス・ディ・グラッシ
19.ゼイン・マローニ(ローラ)
20.ノーマン・ナトー(日産)










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